俺の幼馴染み。
はっきり言って"すごい性格が悪い"。見た目は、この世のものとは思えないほど可愛いんだけど。
初めて会った時は、マジで可愛いと思った。こんな可愛い生き物がいるんだな、みたいな感じだ。
ちなみに最初の出会いは小学校の入学式。
出席番号が同じで、俺の隣の席に座ってたんだ。
こんなこというキャラじゃねぇ〜けど・・・天使みたいだな・・・・って(///)
うわっ、俺、何言っちゃってるんだ。すっげぇ恥かしい。
でも、それくらい可愛かったんだ。
まぁ、今も十分可愛いと思ってるけど・・・もちろん顔は!だけどな。
そんなを今回、初めて顔じゃなくて中身も可愛いって思った。
「岳人!」
部活に向かおうとしていた俺を背後から呼ぶ声。
誰なのかはすぐに分かった。
もちろん、だった。
俺の方に小走りで近づいてくる。
容姿が可愛いだけに、が通ると誰もが振り返る。
みんな騙されてる・・・
「何だよ。」
めんどくさそうに言う。
だって、こいつに関わると良いことが滅多にない。いや、"ほとんど"だった。
小1の時にさ、思い切って話しかけて、遊ぶ約束したんだ。
で、俺んちで遊ぶことになって。俺の部屋へといった。
その頃、俺はベットの上にでっかいウサギの縫い包みを置いていた。
まぁ、小さいし普通のことかもしんないけど、やっぱり俺も男なわけでそういうのを見られるのはイヤだった
んだけど。は、全然馬鹿にする気配もなくて・・・その日は帰っていった。
でも!!問題は次の日なんだ!!
次の日学校に行ったら、なんか知らねぇけど周りがくすくす笑うわけだ。
で、友達に聞いてみたら。
「お前、ウサギの縫い包みと一緒に寝てるんだって」
て言われたわけ。犯人はすぐにわかった。だって、俺がウサギの縫い包み持ってるって知ってるのはあい
つだけだから。誰かって?もちろん、だ。
そのせいで俺は、そのまんまかもしんないけどあだ名が"ウサギちゃん"・・・だった。
どうも、そのときにはに気に入られていたらしく。それからも、何回もこんな目にあってきた。
2年生の時に教育実習で来た女の先生が好きだってことばらされたり・・・とかな。
という風に、と関わったらとりあえず良いことがない。
「ちょっと、岳人?聞いてるの?」
がぷぅっと頬を膨らませながら除きこんでくる。
俺って、けっこう背が低い方なんだけど、そんな俺よりもの方が断然低い。
確か、150cmいってねぇだろ。
その身長が更に、周りの人間を欺いてるんだろう。
うっ、その顔はやべぇだろ(///)
覗き込んできたの顔を見て、そんなことを思う。
こいつの性格を全部知っているというのに、未だに顔を真っ赤に染める俺。
・・・くそ、俺の馬鹿やろう。
とりあえず、赤くなった顔を隠すためにから顔を背けて返事をかえす。
「あのねぇ、明日。一緒に○×遊園地に行かない?友達と行くはずだったけど行けなくなっちゃったの。」
「そんなの無理に決まってるだろう。明日は部活が・・・・」
「もし行かないって言うんなら、この間のテストの結果、おばさんに言っちゃおうかなぁ〜?」
「っう!!・・・・分かったよ。行けばいいんだろう!!!」
しぶしぶ返事をする。
この間のテストは、すげぇ点数悪くて、母ちゃんには黙ってるんだ。
うちの母ちゃんは怒るとマジに鬼みたいになるから・・・(怯)
にしても、何でが俺の点数知ってるんだ!誰にも、教えた記憶はねぇ〜ぞ。
なんて、考えているうちには明日の待ち合わせ時間などを言って早々に立ち会っていった。
《次の日》
俺は、に言われていた通りに待ち合わせ場所に来ていた。
待ち合わせの時間よりも30分早く。
俺が少しでも遅いと、マジで怖いんだよ。うちの母ちゃん並みに。いや、それ以上か?
いろいろ考えているうちに。待ち合わせの時間。
は、ピッタリにやってきた。
「おはよう、岳人。」
「おぉ。」
軽く挨拶を交わす。
ていうか、の私服姿って久しぶりに見たぜ。小学校以来。
・・・・やべぇ・・・・可愛い(///)
あぁ〜、もう何でそんなに可愛いんだよ!
こんなこと思ってる俺。なんか恥ずかしい。
その後、俺たちはすぐに入場してジョットコースター・メリーゴーランドと次々に乗っていく。
そして、やってきたのはお化け屋敷。
に引っ張ってこられたんだよな。
多分・・・いや、絶対に俺を"揺する"ネタを探ろうと思ってるんだろうな・・・・・
てか、の方は大丈夫なのかな。
「では、次の方々どうぞ。」
従業員の人に促されて、中へと入る。
「よし、行くわよ!」
「へぇへぇ。」
中に入って数分後。
の様子に異変が出てきた。いつの間にか俺の腕に抱きついてきてるし。
しかも、少し・・・震えてる。
こんな状況な中、俺は不謹慎にも『って、意外に胸でけぇ。』などと考えていた。
突然、が俺の名前を呼んだ。低い声で。
俺は、さっき変なこと考えてたからビクビクしながらの方を見た。
「・・・・・怖い・・・・(涙)」
「はっ!?」
聞き間違いかと思った。
だって、の口から「怖い」とか弱気なセリフが出てきたのを、今までに聞いたこえとがないから。
でも、確かに言ったんだ。
ここに入ってから結構時間が経つから、目はすっかり暗さに慣れていた。
だから、の潤んだ瞳もばっちり見えるわけで。
やべぇ・・・・が可愛い。
今までは"外見"だけは可愛いと思ってた。でも、今回は全然、違う。
"中身"が可愛いんだ。
さっきから、何か仕掛けが出てくるたびに悲鳴を上げて俺にしがみついてくる。
しかし、こんなチャンス滅多にないしな・・・
こんな見てたら、なんか・・・いつもの仕返ししてやりたくなってきた。
そう思った俺は、を更に怖がらせるために別に何もないところで「アレが動いた」だの「あそこに何か
白いの見えねぇ?」だの、余計なことを言いまくった。
そのたびに、驚くがなんか新鮮で俺的には最高に良かったんだけど。
あまりにからかいすぎたせいで、はついに泣き出してしまった。
すぐに、ゴールの光が見えてきたから良かったけど。
外に出た途端、はさっきまでの弱気なではなく、いつものようなに戻っていたのだった。
でも、いつものとは少し違っていた。
俺の腕から離れて、決して俺の方を見ろうとせずに別の方向を向いている。
きっと、お化け屋敷の中での自分の痴態を思い出したのだろう。
向こうを向いているから顔までは分からないが、きっと真っ赤になってるはずだ。
だって耳だ有得ないくらい赤くなってるから。
俺が見ているのに気付いたのだろう、はゆっくりと歩き始めた。
そのあとを着いていく。
どのくらい歩いたのか。急にが立ち止まった。
あんまり急だったから、そのまま突撃しちまうとこだったぜ。
「・・・・・・っ。」
「えっ?」
が何か言ったみたいだけど、何て言ったのかはわからなかった。
そしたら、今度は急に振り向いた。
あぁ、やっぱり顔真っ赤だ。
「今日のこと誰かに言ったら・・・許さないからね(///)!!」
「はぁ?」
何言ってんだ?もしかして、俺がさっきのこと皆に言いふらすとでも思ってたのか?
は、それだけ言い残すとまた歩き出した。
本当は皆に言いふらしてやりてぇとか思ってたけど、それ以上に強い気持ちがあった。
"他の誰にものこんな所教えたくない"
って。
何だかんだ言っても、のこと一番知ってるのは俺だと思うしな。
もしかしたら、親よりも知ってるかも。だって、の両親って『超絶仕事人間』だから家にあんまりいなか
ったみたいだし。
だから、もあんな性格になっちまったんだと思う。
でも、このネタは十分使わせて貰うぜ?
こんな可愛いが見れるんなら、これから、このネタで苛めて(可愛がって)やるぜ
気付きました?
お題≪完全無視≫みたいな。肝試しじゃないじゃん!お化け屋敷じゃん!!
気付くのが遅かった。
半分くらい書いてから・・・・
『あれ・・・遊園地にあるのって"お化け屋敷"じゃん!肝試しじゃなかった(汗)uu』
ということに気付いた。
あはは、まぁその辺は気にせんとよ。おほほぉ〜〜vv
2005.05.01