「春だねぇ〜。」
桜の花びらが舞い散る中、はそんなことを呟いた。
今日は、氷帝学園中等部の入学式。
は、体育館の入り口で受付の仕事をしていた。
「はぁ〜、もう2年もたつのか・・・・・なんか思い出すなぁ〜。私たちの入学式のこと―――――――
―――――」
2年前のこの日、は今までで最大とも言えるほどイラついていた。
入学式というと、一般的にはたいへんめでたい日のことだ。
しかし、そんなめでたい日ににはどうしても納得できないことがあったのだった。
「どうして、"新入生代表"が私じゃないのよ!」
これが、の怒りの理由だった。
は、何より目立つことが大好き。
だからといって、クラスで馬鹿なことを言ってふざけたりして目立つことは決してしなかった。
は、幼稚園の時の生まれて初めての運動会のかけっこで一番をとった。
その時、周りみんなにはチヤホヤされて親には今までにないくらいにほめられたのだ。
それ以来、は目立つ・・・というより、チヤホヤもてはやされることが大好きになったのだった。
だから、にとって"新入生代表"というとてつもなく目立てるこのチャンスを逃したことは今世紀最大と
も言えるほどの汚点となるのだ。
「『どうして』って、言われてもオレには分かんないC。
「うるさい、ジロー!!!」
「、怖いC〜・・・・」
一緒にいるのは、幼馴染みで家が隣同士・しかも親が友達同士という間柄の芥川慈郎だ。
がすごい剣幕でジローを怒鳴りつけた。
「それより、そろそろ中に入ろう。なんか眠くなってきたC・・・・・」
って、あんた寝るために入学式にでるつもりかよっ!!・・・はぁ〜、まぁいいか・・・・・
は、あえて口には出さず心の中で突っ込んだ。
「んじゃ、入ろうか・・・・」
「では、今から入学式を始めます。では、まず――――」
達が、体育館に入ってから30分ほどたってやっと入学式が始まった。
ジローは一番前の席にもかかわらず、眠っていた。
ジロー・・・あんたには少し関心しちゃうよ・・・・
とりあえず、途中できっときます。
なんか長くなっちゃったんで・・・・・・
2005.01.08