「ちょっと、!!」






























この日、日直のために朝早くから来ていたはとりあえず朝やるべき仕事を終え、この間図書室から
借りていた本を机に広げていた。




そこに、麻美が慌ててやってきたのだ。
































「どうしたの、麻美ちゃん?」

































若とのことかな?でも、いつもは朝っぱらから言わないのに・・・・・
今日は、まだ若と話してないし。


麻美ちゃんが、私に「日吉くんと付き合ってるの?」って聞くときは、私が若としゃっべった後だから。
































「日吉くんよ!!」






























あっ、やっぱり若とのことなんだ。
































「麻美ちゃん・・・何度も言うようだけど、私と若は付き合ってないって・・・・」








「違うのよ!今日は、そのことじゃなくて!!」








「えっ!?」






























違うのか。じゃ、何・・・・?































「それが、さっき下駄箱のとこで日吉くんにあったんだけどね・・・・・挨拶されたのよ!!」







「あい・・さ・・・つ?」
































普通の人なら「そんなの普通じゃない。」って思うだろうけど。




でも、これは、普通のことなんかじゃない!




だって、若が挨拶?麻美ちゃんに!!





若は、前にも言った通り、すごい無愛想だ。だから、挨拶を自分からするなんて在り得ない。
しかも、麻美ちゃん・・・・女子になんて。男子には、挨拶されたらかえしてたけど。














私は、気付いたら教室を飛び出してた。

下駄箱への道のりを、どんどん進んでいく。

















そして、信じられないような光景が私の目に飛び込んできた。














若・・・・女の子としゃべってる・・・・・













今まで、委員会などのこと以外で女子と話すなんてなかった。


































「もぉ、日吉くんってば・・・・vv」





「ねぇねぇ、今度どこか遊びに行こうよ!!」


































数人かの女子に囲まれた若。


口数は相変わらず少ないようだが、時折微笑んでいる。






にしか見せていなかったあの笑顔で。




































頭の中が一瞬にして真っ白になる。

































































チャイムがなり始める。朝のHRの始まる合図だ。

























チャイムがなり終わり、数分して担任が教室にやってくる。






















しかし、教室内にの姿はなかった。



























































































はは・・・・何も言えない・・・・・・








2005.03.29
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